2004-06-21 『ミシン/世界の終わりという名の雑貨店』(嶽本野ばら)。『世界の〜』ちょっぴり泣きそうになっちゃった。しっかし『ノルウェイの森』といい『ベティ・ブルー』といいオトコってバカなの! 一生懸命愛してくれるオンナなんてもう決して現れません! 自分の臆病と狡猾さに後悔することになるのだ。男性の作家が書くとだいたいこうなるのか。ライター廃業のくだりは、うえ〜、こすいなあ。雑貨店を家賃なしで開くことになるなんて渡りに船じゃないのかなあ。まるで自分の意志じゃないかのように見せるラッキー。ウソくささが見えちゃうと急速に冷 book